BOLA DE NIEVE ボラ・デ・ニエベ

キューバのピアノ弾き語り 名人一代記

CD(4) 2,700円(税込)

田中勝則氏選曲・解説のレーベル「ディスコロヒア」最新作
長いキャリアを持つキューバの名音楽家の音楽人生に迫る! 
田中勝則が主宰するディスコロヒアから、またまた注目のアルバムが登場することになりました。キューバ音楽の歴史に大きな功績を残した名音楽家ボラ・デ・ニエベのアルバム。それも、単なる名演集ではなく、その長いキャリアを詳細にたどった、世界でもはじめてのアルバムです。 
ボラ・デ・ニエベ(1911-70)は「雪のボール」という意味の、とてもユニークな芸名。音楽スタイルのほうもユニークで、キューバ音楽では珍しく、ピアノの弾き語りを得意としました。生まれは名作曲家エルネスト・レクォーナと同じグァナバコーア。そのレクォーナとは友人で、若い頃にピアノの連弾で演奏会を開いたことがあったのだそうです。 
グァナバコーアはもともと黒人の多い地域で、ボラも幼少の頃からアフリカ的な文化の中で育ちました。キリスト教がアフリカ化した宗教をサンテリアと呼びますが、ボラは生涯そのサンテリアの信者だったことはよく知られています。そうしてアフロ文化を深く体現しながら、同時に子供の頃からピアノを習い、クラシックの勉強もしました。彼独自の感性をそのように相対する二つの文化を吸収することで育まれます。そして本格的に音楽をはじめた20年代後半は、ちょうどレクォーナやエリセオ・グレネ、モイセス・シモンスら白人ソングライターたちがルンバの名曲をたくさん作っていた時代。ボラはそういった人たちと交流を重ね、彼らが作るルンバやアフロなどを、彼らとは違った黒人の感性で吸収してゆきました。 
レクォーナたちと同様、ボラの主な舞台は、キューバ本国よりも、海外でした。1933年に女性歌手リタ・モンタネールとともにメキシコで巡業したのがはじめての大きな仕事。その後もアルゼンチン、ペルーなどを中心に中南米諸国を回り、48年にはニューヨークのカーネギー・ホールにも出演しています。また、キューバ革命後はソ連や中国でも公演。北京であの毛沢東主席と面会した写真も残されています。 
このアルバムは、そんなボラが旅先でポツポツと残してきたレコードに収められた音源をもとに、その音楽人生を詳細に追った内容です。冒頭に収録された40年代のアルゼンチンやスペインにおけるSP音源は、これまでマニアの間でも存在すら知られていなかった激レアもの。さらにカーネギーの年と思われるニューヨーク録音も、CDでもLPでも復刻されていません。続いて、メキシコのビクターとオルフェオン、さらにはスペインのモンティージャ、ソノトーンに残した音源から名演名唱を選び出し、ボラの成長の跡をたどります。 
さらにジャケットには、ボラの音楽を生涯愛した故・中村とうようさんが1967年にキューバを訪れたときに撮影された貴重な写真を使わせてもらいました。 
キューバ音楽ファンにはもちろん、シャンソンなどの歌もの音楽がお好きな方にもお勧めしたいアルバムです。幅広い音楽ファンにプッシュしてください。 
<サプライヤーインフォより>


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